かんがえるソファ、始動
- kikaku SLA
- 2017年6月15日
- 読了時間: 2分
Kは一人になると考え込む癖がありました。
Kは常識を疑います。「正しいとは何か?」「夢は叶うのか?」「大学生になったけど、大学生って何のための期間?」「どうせ死ぬんだから刹那的に生きるのが正解じゃないか?」「髪を染めることとピアスを空けることに違いはあるのか?」…
あるとき、Kは「考えるソファ」に出会います。そのソファには、常識を疑い、思索することが大好きな仲間たちがいつも座っていました。Kはその虜になりました。
一方、わたしはふだん、忙しい毎日に追われつつも、なんとなく毎日を送っているふつうの人。
そんなわたしは、Kに誘われて「考えるソファ」に行くことに。
さいしょはうさんくさくて戸惑ったけど、そこに行くと自分の中の”常識”が少しずつ溶けていくかんじがして、段々クセになっていったのでした。
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っていうストーリーが生まれるといいなという新イベントのお知らせです。
「考えるソファ」とは、ふだんなんとなーく分かっているような気がするけれど、いざ聞かれると明確な答えを持ち合わせていないことに気付かされるような”問い”についてみんなで考えてみるイベントです。
司会者は学生であるSLAです。哲学の専門家でもなんでもありません。初めての試みに不安でいっぱいです。
そんなできたてほやほやのイベントですが、M棟1階のソファに座りながら、そんな”問い”について互いの意見を聴き合い、対話し、じっくり考える場を参加者の方々と一緒に作っていけたらな、と願っております。
(本イベントは、フランスの哲学者マルク・ソーテがパリで創立した「哲学カフェ(cafe philosophique)」に着想を得たイベントです。「哲学カフェ」は現在世界中に広まりつつあり、仙台でも「てつがくカフェ」「考えるテーブル」がメディアテーク等公共の場で行われています。)
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