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【第80回 青春ってなに?】

【テーマ設定の背景】

よく大学生の期間は人生の夏休みとも称されますが、そうなってくると皆さんは青春したい!と感じることと思います。

でも、その青春って実際はどんなものなのでしょう?そんな青春について一緒に考えてみましょう!



【対話の軌跡】

まず皆さんが青春と感じる時はどんなときかを聞いてみると、次のような意見が寄せられました。

・授業に間に合わず友達と走っていた時

・受験生だったけど、文化祭の発表のために夏休み中夢中で練習していたこと

・試行錯誤しながら挑んだスピーチ発表が成功したこと 

・1限~9限の合間を縫ってバレーやバスケを楽しんだこと        ・・・など


これらの意見から青春の要素として「達成感」や「罪悪感」が挙げられるのではないかという意見が出てきました。青春といえば思春期とセットで考えられることが多いですが、芽生えつつある自我を解放する喜びのようなところに「青春」を見いだしているのかもしれませんね。


また①瞬間に感じる青春、②後から振り返る青春、の2種類が存在するのではないかという考えもでてきました。授業に間に合わず走っているときや合間を縫ってバスケをしているときなどは①に該当しますが、例えば受験や大変授業など苦しいけれども頑張った経験は②に該当すると考えられます。


青春について対話を深めていくうちに、本当に「青春」を定義づけできるような共通項はあるのだろうか?という議論にも発展しました。そのなかで、定義づけできないほど曖昧だからこそ、何でも青春になりうるのではないかという考えが出てきました。

考えてみると、先程の②の苦しい経験は青春という名前を付けなければただの苦しかった思い出ですが、それをまるごと「青春だった」と想うことで結果的に良い思い出とすることができます。そういった意味で青春とは「全てを+に転換する魔法の言葉」なのではないかという考えもでてきました。



【ファシリテーターの振り返り】

今回のファシリテーターを担当した、加藤です!久しぶりのファシリテーター、尚且つ初めての対面ファシリテーションだったので、すごく緊張しました!


今回のソファは、青春について考えることができました。参加者の皆さんからは、実に様々な青春について聞くことができました。そこから青春の要素について聞いてみると、罪悪感や背徳感、満足感などの感情に関わるものや、仲間の存在、今の自分の肯定などが挙げられました。本当に青春があるのかという問いに対しては、漫画による影響じゃないのか、青春という言葉は全てを+に変換する魔法の言葉じゃないのかという意見を聞くことができました。

 個人的に一番印象に残った言葉は、“あいまい”という言葉です。確かに、青春という言葉はあいまいな学生生活をなんとなくいい感じにまとめてくれる言葉なのかなと思いました。僕自身はあまり高校時代までには、青春してないなぁ、と思っていたのですが、確かに青春という言葉を使ってあいまいにしておけばいいのかなと思ってしまいました。


 今回のブログはここまでにします!参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました!



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