【第82回 普通ってどういうこと?】
- kikaku SLA
- 2022年1月19日
- 読了時間: 2分
12/8(水)は、4名の方にご参加いただき、「『普通』ってどういうこと?」というテーマについて考えを深めました。
「普通」という語を辞書で引くと、特に変わっていないこと。ごくありふれたものであること。(goo辞書)などと書いています。一方で、日常会話の中で「普通ってこうじゃない?」などのように使われる場合もあります。ここでの「普通」とはいったい何を指しているのでしょうか。「普通」とはいったいどういうことなのでしょうか。
話し合いは自己紹介と「普通」に対するイメージを共有することから始まりました。参加者からは、「ネガティブに感じる」、「押し付け感がある」などといった意見が出されました。そこで、「普通」をネガティブとポジティブの両方の観点でとらえながら、話し合いが進んでいきました。ここから、「『普通』は一人では決まらない」や「悪目立ちしないことである」といった意見が出されました。
話し合いでは、さらにいくつもの疑問が生まれてきました。普通の基準は一様ではないのではないか、普通であることは認められることではないか、普通とは多数派のことだろうか、自分や集団に都合がいいことかもしれない、などと様々な意見が出されながら、話し合いが進んでいきました。出された意見を吟味しながら、最後に改めて参加者の皆さんに「『普通』ってどういうこと?」と聞きました。
「普通とは、違和感のないこと」
「自分が受け入れることができるもの」
「集団を構成する個人に違和感がないこと」
人により「普通」が違うことから「自分のとっての『普通』に、周りが違和感を覚えているかもしれない」
おわりに
今回のかんがえるソファでは、普通について対話を行いました。参加者からは、うまく自分の中でまとまった、自分にとっての普通の幅を広げたい、といった感想をいただきました。ご参加いただいた皆さん、有難うございました!
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