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6月第2回かんがえるソファ
- kikaku SLA
- 2018年6月13日
- 読了時間: 2分

テーマ「常識ってなんだろう?」
常識の中には、規律やマナー、一般常識など様々なものが含まれているようだ。 法律とルールと常識、一見似ているようだが、それぞれスポーツを例に考えてみると、ルールは明文化された守るべき規律であったり、勝敗を決めるためのものであったりするのに対し、常識とはスポーツマンシップなどにある、明文化されていないけどやってはいけない、やるべきではないといった「心」に依存するものではないかと考えた。 一方で、科学は常識を破っていかないと進歩していかないことから、物理的、理論的に裏付けられた常識もあるのではないかと考えた。 ここで、心に依存する常識は「~するべき」といった「べき」論で議論でき、科学的な裏付けのあるものは「~できるはず、できないはず」といった議論になると考えた。 他にも、国や地域、時代によって常識は変わりゆくものであるという前提から、何かしらのサイクルがあるのではないかと考えた。 そこで、価値観があるから常識がうまれ、常識があるから価値観が形成されるといったサイクルがある一方、過去の経験やデータ、教育によって常識が生み出されるといった一方通行による常識もあるのではないかと考えた。 最後に、常識とは秩序を保つことや、共通の認識を持つことで意思疎通をしやすくするといったより良く生きやすくするために生まれたもので、その一部が明文化(ルール化)されながら常識となり、その常識を共有することで、また新たな常識が作られていくというサイクルがありそうな雰囲気が考えられた。(松村)
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