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2019年4月第1回「大人ってなんだろう?」

  • 西塚孝平
  • 2019年8月2日
  • 読了時間: 2分

 ぼくたち「大学生」は、子どもから大人へのグラデーションの時期、あるいは大人と子ども両方の要素を内包する時期、はたまた大人と子どもの境界をまたぐ時期、のようにさまざまにいわれます。その共通した立場にある参加者個々人の目線から、「大人とは」(その対概念である)「子どもとは」について、考えを深める時間となりました。  ひとつのポイントとしては、世の中にあると考えられる大人と子どもの線引きは複数存在するということです。精神的、肉体的(生物学的)、社会的、文化的、法的、経済的などなど。たとえば「大人の条件」は、精神的な立場からは自他が大人と認めること、肉体的な立場からは成長が停止(安定化)すること、社会的な立場からは行動全般に責任が持てること、文化的な立場からは成人になる通過儀礼(成人式)を経ていること、であると考えられ、多様です。 ここにさまざまな疑問が生まれます。(一般に責任のない立場とされる)アルバイトで生計を立てる人は大人だろうか。自分の行動に責任が持てるのが大人だとしたら、他人のことを考えられるかどうかは大人の条件に関わらないのか。成人式にはどのような意味があるのだろうか。だれもが認める「完璧な大人」はそれらすべての条件を満たしたところにあるのか。 このような疑問に参加者が向き合い、考えを共有したり、補いあったり、対比したり。 最後には、もし自分が大学生ではなく5歳児だったら、あるいは80歳だったら、というように目線を変えることによって違う流れの話し合いができる可能性にふれて、今回の話し合いを振り返りました。

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